弊社独自の債権回収サービスとは




弊社の債権回収サービスは、

・これからマレーシアビジネスを始めようと思っている
・いつも売掛金回収に問題が発生する
・現在、目の前に未回収の債権があって困っている

このようなお客様に、マレーシア現地の債権回収に強い弁護士チームがサポートするサービスです。


日本で債権回収が滞る場合、その主な原因は相手の倒産によるものが大半を占めます。

しかしマレーシアで長期的に債権回収できない場合は、圧倒的に不払いというケースが多いです。
相手方はなんらかの理由で不払いを続けますが、一方で自らのビジネスは続けているのです。

なぜ不払が起きるのか。
それはマレーシア人の不払いに対する考え方が日本人と大きく違うからです。

マレーシアのビジネスでは、たとえ不払いがあったとしても、取引停止になることはほとんどありません。
つまり、不払いは通常の商取引なのです。

しかし、中には悪質な不払いや、資金繰りの悪化による倒産もあります。
したがって、不払いとの付き合い方がマレーシアビジネスの成否を握っていると言っても過言ではありません。


マレーシア企業とうまくビジネスを進めるには

・不払いがあたりまえのマレーシア人の頭の中を理解する
・不払いの内容や会社の状況を調査し不払いの種類を見極める
・事前に不払いに対する法的対応を用意しておくことで、万が一に備える

ということが必要になってきます。

当社は現地マレーシアの債権回収に強い弁護士チームを使って、この課題に対応することができます。

また、弊社代表の鈴木は、大手IT/エレクトロニクス商社である株式会社マクニカに10年以上勤務し、マレーシア現地法人の取締役としてマレーシア企業との提携、折衝、またマレーシア人スタッフと共にビジネス運営を行なっておりました。

日本とマレーシアの違いを理解しているので、貴社のマレーシアビジネスのお手伝いをすることができます。

債権回収の流れ

主な債権回収の流れは下記の通りです。

これからビジネスをスタートする前の契約書のチェックはもちろん、債権回収に問題が発生した場合には、それぞれのステージに合わせて債権回収をサポートします。

貴社のステージと債権回収の流れの例

段階業務内容目的と詳細
契約前アドバイス契約書、請求書、納品書、D/O、決算書、その他の書類を精査し、現状を把握します。弁護士が、マレーシア法や商慣習に照らし合わせ、契約書等の内容がより貴社に有利になる様アドバイスします。
請求レター現状の契約内容等を確認し、貴社名でマレーシアの請求先に対する公式な請求レターを発行します。回収が滞っているマレーシアの請求先に対し、貴社名で公式な請求レターを発行します。
この請求レターは、貴社と請求先の関係性を損ねることなく進めることができます。
法的アクション1
【法的レターの送付】
弁護士名で法的レターを発行し請求します。
その後の問題解決のための交渉も行います。
弁護士名でマレーシアの請求先に対する法的な請求レターを発行します。
それに対して請求先から反応があった場合には、弁護士が交渉を行い問題解決します。
訴訟には費用がかかるため、なるべくその負担を避けるよう訴訟前に問題解決します。
法的アクション2
【召喚状の提出】
マレーシア裁判所へ召喚状を提出します。
その後の問題解決の交渉も行います。
もしマレーシアの請求先から支払いや回答がない場合は、貴社に代わりマレーシアの裁判所に召喚状を提出します。
提出後にマレーシアの会社から連絡があれば、弁護士が交渉を行います。
法的アクション3
【裁判】
弁護士が法廷での裁判で審問、審理を行います。マレーシアの請求先との交渉が決裂した場合は、裁判で判決を得るための審問、審理の準備をします。
法的アクション4
【未払金の回収】
判決の執行をし、未回収金を回収します。
1)会社の清算手続き
2)会社の破産手続き
3)資産の差し押さえと売却
4)ガルニシー裁判(債務者が拒否を続ける場合に銀行口座を差し押さえるための裁判)
会社の清算手続き:請求先がマレーシア法人の場合、その法人を清算し資産を売却します。
会社の破産手続き:請求先が個人の場合、破産手続きし資産を売却します。
資産の差し押さえと売却:請求先が法人の場合、裁判所の執行官と共にその会社を訪れ、動産を差し押さえ、オークションで売却します。
ガルニシー裁判:それでも回収ができない場合は、請求先の銀行口座を凍結するための裁判をします。

この中で一番大切なのは初動の速さです。
問題の兆候が少しでも起きたら、「請求レター」を発送し相手とオフィシャルに話を進める必要があります。
このレターの内容、タイミング、また相手方からの反応が、今後の債権回収の確率を大きく左右します。


レターのサンプル

上記の回収フローの中で特に大切なのは、裁判になる前に債権回収を終わらせることです。
裁判になれば、時間もコストもかかりますので、弁護士からの法的レターを発行し、スムーズに回収を進めます。




主な回収実績

下記のような様々な業種の債権回収をお手伝いしております。
・中古車輸出業者
・美容用品製造業者
・小売業者
・ウェブサービス

この他にも、日本からマレーシア、またはマレーシア国内で物品の販売やサービスの提供を行っている企業様、個人の方のお手伝いが可能です。

まずは貴社の状況と合わせてお気軽にお問い合わせください。

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